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Hà Nội

    ハノイ

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ハノイ市(河内市、ベトナム語: Thành phố Hà Nội / 城舖河內)は、ベトナム社会主義共和国北部に位置する都市で、同国の首都。南部ホーチミン市に次ぐ同国第2の都市であり、政治文化の都である。
地名の「城舖河内」は、当時の街(現在のホアンキエム・バーディン・ドンダー・ハイバーチュンの4区にほぼ相当)が紅河とトーリック川(蘇瀝江)とに囲まれていたことに由来する。2009年の人口は650万人。紅河の右岸にあり、国内の工業の中心地で、農産物の集散地ともなっている。また、一柱寺など史跡も多い。東南アジア有数の世界都市であり、ホーチミン市がベトナム経済の中心地である反面、ハノイはベトナムの政治・文化の中心地と言われることが多い。
ハノイの街並み
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◆地理
  地方:紅河デルタ
  面積:3,328.9 km²
  下位区分:10 区 18 県 1 市社
◆統計
  人口:7,587,800 人(2015年)
  人口密度:2,300 人/km²
  民族:キン族ホア族
  旧ハタイ省地域:キン族ムオン族ヤオ族タイー族
◆その他

  市外局番:24(2017年6月まで 4)

  郵便番号:10

  ナンバープレート:29 → 33

 ISO 3166-2:VN-64

■行政
 ベトナムの地方行政区画は、3級制で第一級行政区(省レベル)、第二級行政区(県レベル)、 第三級行政区(町村レベル)に 分れる。より大きな単位として、第一級行政区を幾つかの地方に分けることも多いが、これは正式な地方行政単位ではない。
地方行政区画.JPG
ハノイは12区、17県 (Huyện, 縣)、1市社の計29の行政区から構成されている。
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■気候
 亜熱帯性の温帯夏雨気候にあたる。冬でも温暖であるが、大陸からの寒気の影響で曇りがちの日々が続く為、日照時間は多くない。
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■経済
 2009年のハノイの平均年収は、3180万ドン(約13万円)であり、ベトナムの平均年収の1930万ドン(約8万円)より65%程水準
 が高い。
■交通

  2015年、国際線専用ターミナルと同市中心部のアクセス改善のために「ニャッタン橋」を建設。同設備はホン川(紅河)に架かる東南

  アジア最大級の斜張橋であり、連絡道路も含めた総事業費は1070億円で、うち68%が円借款である。

  • ハノイ駅(鉄道) - ベトナム第一の商業都市であるホーチミン市へと向かう統一鉄道の起点駅である。

  • ザーラム駅(鉄道) - ハノイ東郊にある駅。中華人民共和国南寧市方面)へと向かう国際列車T8701/8702次列車の始発駅である。

  • ハノイ都市鉄道 - 現在建設中の都市鉄道(メトロ)路線。2018年以降に順次開業予定。

  • 市民は、ホンダ・カブスクーターを生活の足としている。

  • バス

    • 市内の公共交通機関としては、フランス統治時代より路面電車が主力であったが、1989年までに全廃となった。代わって変電所等のインフラや車両部品を活用したトロリーバスが運行されるようになったが、1990年代前半にこれも廃止され、バスのみが公共交通機関となり、現在に至っている。

    • 1990年代後半頃には、国営企業二社により13路線が運行されていた(ハノイバス:13路線・車両220台、ハノイ電気軌道:1路線(ハノイバスと共同運行)・車両17台)。2002年頃よりバス路線網の整備を充実させ、2004年には41路線687台を整備したが、まだ需要に追い付いていない。

  • 近年市街南西部に、オフィスビル・高層住宅が、市街北部に工業団地が整備されたこともあり、従来の古都とは異なる新しい街が出来始めている。それにより人々の流れも変わりつつある。

■観光

市内

水上人形劇

  • 水上人形劇…元は農閑期の農民の娯楽が芸術にまで昇華したもの。伝統音楽に合わせ、多くの人形達が水上で劇を披露する。

  • 旧市街…11世紀、ハノイに都が置かれて以来栄え続けた、ホアンキエム湖北側の地域。細い路地が入り組み、古い街並みが続く。「ハノイ36通り」と親しみを込めて呼ばれ、それぞれの通りには「銀通り」「綿通り」「漢方薬通り」など、かつてそこで盛んに商われた品物の名が付いている。ただし現在では通りの名と実際の商店の並びは必ずしも一致しない。

  • ホアンキエム湖(還剣湖)…市の中心に位置する湖。公園として整備され、市民の憩いの場となっている。湖の真ん中には玉山祠がある。

  • チュックバック湖ベトナム語版)(竹帛湖)

  • ホー・チ・ミン廟ホー・チ・ミンの遺体が納められた廟。

  • 一柱寺

  • オペラハウス

  • ハノイ大教会

  • ホアロー(火炉)捕虜収容所…1896年にフランス政府が設置した監獄。ベトナム戦争時にはアメリカ兵の捕虜収容所としても使用された。現在は一部が博物館となっている。

  • ロンビエン橋(龍編橋)…フランス植民地時代に建設された、紅河に掛かるハノイ市街と東部を結ぶ橋。ベトナム戦争時は補給路を断つため、何度も爆撃されたが、その度に補修されてきた。現在でも現役の橋として使われている歴史の証人。

  • 黄色の建造物は、フランス領インドシナ時代のフランス人嗜好の名残である。

  • 昇龍(タンロン)遺跡2002年に、国会議事堂建設工事の際に発見された歴代の王宮の遺跡群で、現在も発掘が続いている。ユネスコ世界文化遺産に登録されている。

近郊

  • バッチャン(鉢塲)村…陶器・バッチャン焼の生産地

  • ドンラム(唐林)村…歴史的な街並みが残る村

周辺

  • 旅行代理店のシンカフェキムカフェなどが、ハノイ市内とその周辺部に日帰りや1泊2日のツアーを催行している。

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ハロン湾
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サパ
ハノイ1日市内観光
ホアンキエム湖亀の塔
ホーチミン廟
一柱寺
文廟
オペラハウス
聖ジョセフ教会
紅河の夕日
タンロン遺跡
国家主席官邸
国立コンベンションセンター
京南ハノイランドマークタワー
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